二人掛ソファー

sf1

 

 

このソファーは新作ではなくずいぶん前に個展に出品したものです。

 

個展会場でとても気に入られたMさんが、じつに23年(!)もの間愛用されて、最近相談をいただき全体をリフレッシュしました。

 

 

このデザインは、英国のウィリアム・モリスの工芸運動・アーツアンドクラフツの影響を受けてその思想を米国で展開したスティッ

 

クリー(Gustav Stickley 1858~1942)の家具から刺激を受けたものなのですが、私は1台だけ個展のために製作したのでした。

 

 

 

sf2

 

 

全体にオイルを塗り直しました。わざと硬めにしたクッションは新品に交換し、傷んでいた布地をウールの混じった新しいものに張り

 

替え、弛んでいたウェビングテープ(クッション下のスプリングテープ)も新しく張り直しました。

 

 

 

sf4

 

 

sf3

 

 

このソファーを置くためにMさんは当時ちょうど新築中のお宅の間取りまで考慮してくれたのです。それほど気に入っていただいてそ

 

の後だいじに長く使っていただいたのでした。

 

 

久々にソファーに触れ、座り心地の良さにクッションを作り手が驚くほど硬めにしてよかったと思いましたし、時間のなかで素材のナ

 

ラはなんともいえない飴色になっていていい感じだな、と思いました。

 

 

こんなに長く使っていただいていること自体が、作り手にとってギフトです。

 

 

「ソファー 196」

140w x 70d x 76h cm

ナラ、ブラックウォールナット、ウレタン、ウール混紡布地

オイルフィニッシュ

 

 

 

at 14:43, 斉藤 衛, 工房生活の周辺

-, -, -

冬の午後

f1

 

 

 

at 15:35, 斉藤 衛, 工房生活の周辺

-, -, -

大気の重さ

v1

 

 

試作で厚材が必要になり適当なものがなかったので、二枚の板を張り合わせてつくりました。

 

真空プレスという方法で厚いビニールバッグに入れ空気を抜くと、大気が圧締してくれます。

 

(1平方メートルあたり10トンの圧力!ちょっと信じられない大きさ。)

 

 

 

v2

 

 

この方法は「均一な圧力」でプレスしてくれること、曲面の接着も可能なこと、が素晴らしいので愛用しています。

 

(たくさんのクランプで締め上げても、ときに圧力むらが出てしまうことがあるのです。)

 

 

でも大気圧を意識するとなんだか、肩がこってきそうで、、。

 

 

at 10:55, 斉藤 衛, 工房生活の周辺

-, -, -

寒気の中で。

f1

 

薄氷の張った朝、名前の知らない花のつぼみを見つけました。

 

 

 

 

f2

 

晴れた午後、開いていました。

 

 

野鳥からのプレゼントかと。

 

 

 

at 10:16, 斉藤 衛, 工房生活の周辺

-, -, -

あけましておめでとうございます。

ga

 

 

本年もよろしくお願いいたします。

 

この一年があなたにとって心ゆたかな年になりますように。

 

 

at 00:01, 斉藤 衛, 工房生活の周辺

-, -, -

よいお年を。

nen

 

 

秋に球根を埋め込んでおいたお陰で、庭のあちこちに水仙が咲いてくれました。

 

 

この二年余り、創作に向かい合おうとしてなかなかうまくいかない日々が続いたように思います。それで定番の在庫作りに励みまし

 

た。ですが、来る年もできることをこつこつと試行したいと思っています。

 

ともかく明日から、遅い大掃除にかからねば、、。

 

 

穏やかな新年をお迎えください。

 

 

 

 

 

at 08:54, 斉藤 衛, 工房生活の周辺

-, -, -

讃岐うどん

k1

 

生まれ故郷に用事ができて、香川県まで小旅行しました。

 

用事が済んで、さっそく讃岐うどんをいただきに小さなお店にいきました。

 

上の画像の釜玉うどんの美味しかったこと!

 

前日にも他の店に行きましたが、どちらも安く美味しいのでほっこりしました。小さなお店にひっきりなしに地元の人たちが食べにき

 

ていました。

 

昭和な雰囲気の店内とおなじみさんとの穏やかな会話。

 

 

 

 

k4

 

瀬戸内の海。

 

 

 

k2

 

帰路、初めて走るしまなみ海道。

 

 

k3

 

みかけたユーモラスな標識。

 

 

 

幼児のとき以来の故郷の街並みや、聞こえてくる讃岐なまりの会話、亡き両親の話していたこと、などなど、いろいろな想いの交錯し

 

た帰郷となりました。

 

 

 

 

at 10:17, 斉藤 衛, 工房生活の周辺

-, -, -

一瞬

ms6

 

 

仕事していて、ふとおもしろい偶然のかたちが現れることがたまにあります。

 

製作途中の譜面台の並んだかたちがなんだか樹々の林立する森のように感じました。

 

 

 

at 08:16, 斉藤 衛, 工房生活の周辺

-, -, -

初冬

n1

 

11月も終わろうとしている中、まださむくならないので戸惑っているような水仙が咲き始めました。

 

 

 

n2

 

ツツジの赤が鮮やかです。

 

 

 

n3

 

何歳になってもいろいろ問題を抱え悩みは尽きませんが、自然の素材たちから、それでも行動するように促されている気がします。

 

 

at 08:57, 斉藤 衛, 工房生活の周辺

-, -, -

2Fに薪ストーブ

ws1

 

 

二階の住居の灯油ストーブをやめて工房のものより少し小型の薪ストーブを設置しました。

 

一階の工房の薪ストーブの煙突は2階の床を突き抜けてから天井近くで外に出ています。煙突の長さを調整してシンプルに二階の薪スト

ーブの排煙を合流させました。

 

今年はいただいたり工房の材料棚を整理した時に出たたくさんの薪が家のまわりに積み上げ溜まっていることや、灯油代を節約したいこともありましたが、なにより寒い冬の夜、料理をしたりコーヒーを湧かしたりする時間を楽しみたいと思ったのです。

 

前にも書いたのですが、薪ストーブがあると焚いていないとき中に雑紙やティッシュや、これまでシュッレダーにかけていた個人情報の郵便物などがゴミ箱のように放り込まれ、寒くなった夜、焚き付けになり家中から紙ゴミがぐっと減ります。

 

今年の夏の35度を越える日々のような、かってない厳しい気象がこれからは冬にもあるような気がするのです。つましい暮らしの私はあまり灯油を買わずに自衛せねば、と思っているのです。

 

それにしても薪ストーブ代 ¥7,390(薪ストーブ¥4,530 + ガラス付替え扉¥1,480 + 耐熱艶消し黒塗料スプレー¥1,380)は、有り難いです。何十万円もする高価な北欧製の薪ストーブはあこがれますが石のように重く、比較的温かい静岡では春から秋にかけて片付けられるこの軽い薪ストーブが狭い我が家にはかえって重宝します。

 

今年の冬は鍋の回数が増えそうです。

 

 

 

 

at 21:09, 斉藤 衛, 工房生活の周辺

-, -, -