<< 遭遇 | main | ポテトサラダ >>

ちいさな仏像

al1

 

 

愛知県の Oさんご夫妻に、小振りな厨子をお届けしました。

 

昨年から、ちいさな古い仏像をお預かりしていて、収納する厨子を依頼されていたのです。

 

 

仏像は高さ10cmほどで永い時間を経ていて、素朴で小さいながらも深い気配がただよっていました。

 

ながいながい年月の間、この小さな仏像はどんなひとたちに見つめられどれだけの声を聴いてきたのだろうか、また、どんな人が

 

この像をどんな想いで彫ったのだろうか、そしてなにより、この小さな像がポイッと捨てられずに今日まで生き延びさせた要素はなん

 

なんだろうか、と空想が広がります。

 

 

 

焼香のためのしまえるトレイ、と内部深さ6cmの小引き出しを付けました。

 

 

 

al2

 

 

al5

 

 

al3

 

 

al4

 

 

 

厨子は厳選した素材でていねいに作ることによってある雰囲気が出てきます。でもあくまでも脇役であり主役の仏像に静かな空間を提

 

供できるかどうかにかかっています。

 

 

Oさんご夫妻の旅、歴史、諸々のお話はとても興味深く、そんなおふたりにとてもよろこんでいただいて制作者としてうれしいことでした。

 

 

 

 

「厨子 717」

242w x 168d x 500h mm

セン、ナラ、黒檀

オイルフィニッシュ

 

 

 

at 07:35, 斉藤 衛, recent work

comments(0), trackbacks(0), -

comment









trackback
url:http://blog.msaitostudio.com/trackback/1515639