暖冬の雨の日、いつの間にかクリスマスローズが咲いていました。
衝撃の元旦の能登地震から、その後もさまざまな出来事が駆け抜け、ウクライナやガザの報道にも暗澹として落ち着かない日が続くと、妙に時間の流れが早まる気がします。
植物たちが、「ゆっくり」と言っている気がしました。
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朝、冷え込むようになり、「あれ? もう冬? 秋は来てたの?」
さあ、仕事。
新築に伴い薪ストーブを新調した友人から使っていたものをいただき、今朝はこの冬初めての試運転。
ノルウェー産のストーブデザインが工房をなんだか楽しくしてくれます。うれしいです。
水仙たちがニョキニョキ。
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芙蓉の花が咲きました。
3年に一度の藤枝大祭り。ここ数年コロナ禍でストレスがあったためか、参加している人たちも店の前に椅子を並べてニコニコ見ているおばあちゃんたちも、とても楽しそうだったのが印象的でした。
30年前に自作したガラス窓の木枠が腐食でダメになり、作り直してついでにハンドルも新調しました。
夕暮れが早くなり、季節が移っていきます。
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身近な日常の中の小さくとも美しいものを探すことで、なんとか酷暑の日々をやり過ごそうとしても、汗が止まりません。
地球規模で何が起こっているのでしょう。
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思い立って滋賀県の近江八幡に一泊2日の一人旅をして、八幡堀の舟に乗ってきました。
うつくしい掘り割り、保存された商家の静かな家並み、建築家ヴォーリズの洋館、少なめの観光客、の中をよく歩き初めての街を楽しみました。
2日目、偶然持っていた交通系のカードで路線バスを手軽に使うことを覚え、行動が楽になり、こんな小さなことにもちょっと嬉しくなりました。
湖北にもいい街があるよ、と教えてもらったのでまた行きたくなっています。
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引き出しチェストとソウイングキャビネットです。キャスターがついて自由に動けます。
これらは、Mさんに、2年前に制作させていただいたミシン台:
の下部に収まるようデザインされました。
裁縫作業をしないときはミシン代の下に収納され、作業時にキャスターで簡単に引き出されて、キャビネット・トップは道具も置け、部屋の中の限られた空間に有効利用できます。
ここには2台のアイロン、まんじゅう(アイロン掛けで使う楕円型の当て台)、布地、などが収納されます。
Mさんの余技がさらに展開されそうです。
「引き出しチェスト 323」
300w x 350d x 525h mm
ナラ、メープル(引き出し内部)、ブラックウォールナット(つまみ)
オイルフィニッシュ
「ソーイングキャビネット 323」
710w x 350d x 575h mm
ナラ、ブラックウォールナット(つまみ)
オイルフィニッシュ
春の暖かさに誘われて、クリスマスローズが一斉に咲き始めました。
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厳寒の緩んだ1日、荒涼とした小さな庭でひとり花を咲かせ頑張っている水仙に、「ありがとうね」。
待っていてくれる人に、ていねいに。
先日、不調の10年目のモデムの交換に、プロバイダーに電話し教えられたところに繋ぐと音声案内で何回も要件ルートを選択したあとメロディーが流れ、やっと人と話すのかと思っていたら、待ち時間を利用した人口知能による本人確認のための質問が続き、それに答えてから、そのあとようやく生身の人間と繋がってモデムの交換の申し込みが終えました。
これが現代の普通かもしれませんが、後日やってきた新型モデムの交換、設定にもつまずいて、老人には、ふー、とため息でした。
先日、新聞の論説に、シャドーワーク(影の仕事)で、技術の進歩にもかかわらず個人の生産性が低下しているのでは、とあり、興味深かったです。
報酬を伴わない目に見えない作業が、デジタル機器を使って個人の作業として巧妙に押し付けられ、時間を取られているのでは、ということらしいです。
便利さ、技術的な高さ、の代償に、今を生きる私たちの毎日に何を失っているのかな、と思いました。
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東京に納品の途中、新東名から見た富士山が笠雲をかぶっていました。暖かい11月のある日。
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東京の建築設計事務所で働くSさんから、私が以前一台のみ製作した三段の踏み台を、担当された企業の斬新なデザインのライブラリーにぜひ置きたいので、と請われ、10年振りに製作しました。
図書室で、いろいろな人にお役に立ってくれると嬉しいです。
「三段の踏み台 112」
400w x 560d x 690h mm (ステップ間隔:230mm)
ブラックウォールナット(ステップ)、ナラ(脚)
オイルフィニッシュ
フヨウの花はいつも美しいのでハッとします。
朝、ふと見ると水盤にホテイアオイの花が咲いていました。初めて見ました。
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神奈川県のHさんにダイニングテーブルをお届けしました。
自ら自宅を設計し建てた大工のHさんのお宅に入った時、シンプルでセンスの良い空間に驚きました。
キッチンは奥さんの要望のたくさんの種類の引き出しが機能的で、なによりきちんと作られた家の空間はこんなに素晴らしいのか、と、36年前に超安普請の住居兼工房を建ててしまった私は、ため息でした。
そんな空間でダイニングテーブルを使っていただけることは嬉しいことです。
「ダイニングテーブル 922」
1400w x 800d x 700h mm
なら
オイルフィニッシュ
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半年も待っていただいた東京のSさんに小ぶりなサイドデスクをお届けしました。
このデスクはゲストルームに置かれ、家族が必要な時に誰でもちょっと使う、という役目です。
浅い引き出しは、ノートPCが収まる寸法です。
「サイドデスク 822」
1100w x 450d x 720h mm
ナラ メープル(引き出し内部)
オイルフィニッシュ
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近所のマニアの方から分けていただいたメダカたちが酷暑の中元気いっぱい。
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キョウチクトウの花。
Sさんに20年も愛用していただいたロースツール1199の修理。
夏椿が咲いてくれました。
昨年、こじんまりとした平屋を建てた娘のキッチンに、春、遅れに遅れてやっと取り付けた吊り棚。
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